不可解な『塾ナビランキング』

保護者のみなさんが、スマホなどで塾探しを行うのによく使われる「塾検索サイト」で、最大手と言われる『塾ナビ』をご存知の方は多いと思います。その中の気になるコンテンツに、『塾・学習塾ランキング』があります。これは、保護者の評判・口コミを5点満点の☆の数で評価するというものです。

「三田市・総合」で調べてみると、堂々1位から10位までに市内の名だたる塾がランクイン。口コミの☆の数は、1位の「3.66」から「3.22」まで。グルメサイト「食べログ」の☆に置き換えても、なかなかの高評価です。

さて、特進館学院は何位かな? でも、何度探しても出てきません。20位にも30位にも存在せず、まったくの「圏外」。泣きそうになり、「塾名検索」でやっと出てきた特進館学院。その☆の数は、県下でも稀なレベルの〝4.50〟。思わず、「なんでやねん!」と怒りの声。

後で調べると、「塾ナビにお金を払っていない塾は、ランキングには載らない」とのこと…。何と理不尽な。こんな商法に騙される方がおられると思うと悲しくなります。特進館学院は、お預かりした学費をこんな輩に費やすつもりはありませんのでご安心ください!

「恥ずかしい」は、成長の証

子どもの頃、部屋の掃除をしていたら、たまたま1年前に書いた作文が出てきて、ついつい読んでみると唖然!! 文字はへたくそ、文章は支離滅裂で、恥ずかしくて一人で顔を真っ赤に。

そのような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか? 大人になっても同様で、数年前に作成した企画書を見つけて思わず赤面し、叫びそうになるなんてことも…。

私は、そんな経験を味わうたび、「自分が成長したという証だ」と、ポジティブに考えるようにしています。人間は〝成長する生き物〟です。たとえ何歳になっても。だから、過去に自分が作り出したものを見て、恥ずかしいと感じなくなったとき、自分の成長は止まってしまったということになると思います。

人生を長く歩んでいると、思い出したくないくらい恥ずかしい経験をすることは多々あります。でも、それをイヤな思い出と決めつけてしまわすに、「自分の成長の証」と、前向きに受け止めるのもひとつの考え方ではないでしょうか? 数々の失敗経験も同様です。

その考え、ちょっと楽観的すぎるのでは…と笑われるかもしれません。これが私の生き方ですので、どうか温かい心でご理解くださいませ…(笑)。

定期テスト攻略法[生徒向け]

定期テストでは、直前までの授業内容が出題範囲。だから、好成績を収めるには普段の

授業が大切です。今日から「ウマイ授業の受け方」を身につけてしまえば一夜漬けなんか

しなくても、結果はついてくるはず。実際みなさんが学校の授業中に行っていることは、大きく分けて、次の5つになります。

先生の話を聞く/②板書をノートする/③問題を解く/④実験・実技・工作など/⑤配付物をもらう

どれが多くなるかは、教科によって違います。数学は、③中心で①と②。理科のメインは、①②でたまに④。実技系は、おもに④で①②は少なめ。でも、定期テストで全教科を通して大切なのは①と②です。あわせて、⑤の配付物の扱いも結構ポイントになります。だから、ふせん・マーカー・クリアファイルなどを活用して、「情報収集」行うことが成功のカギ!

授業で、自分は何をしようとし、また、先生は何をさせようとしているかを考えてみる。

それはおもに2つです。 ①学習内容の理解/②定期テストの情報収集

①だけを意識するのではなく、情報を集めてみましょう。授業の受け方を少し工夫するだけで、役立つコトがたくさんあるはず。そこをぜひ意識してみてください。みなさんの成功を祈ります!

紙の新聞を読もう!

新聞の購読率が年々減少しているという事実は、みなさんご承知のことと思います。日本新聞協会の調査データによると、2018年10月時点の新聞(一般紙)発行部数は、3682万3021部(購読率65%)で、2008年の4656万3681部(同89%)から大幅減少。購読率は10年で24%もダウンしました。とりわけ小中学生を抱える30代~40代の若い世帯の購読率はわずか35%程度と言われています。新聞を読まない理由は、「ネットで読む」、「テレビを観る」、「お金がかかる」の順で多く、「新聞を読む習慣がない」という理由もあったそうです。

ところが先日、授業時にいくつかのクラスで質問をすると、8割以上が購読していることが判明し、「さすが、塾生の保護者は意識が高い」とひと安心。でも、まだ2割未満が未購読なのは少々残念です。残りのみなさんも、家族で紙の新聞を購読しましょう!

私は、毎日新聞〔「毎日新聞」ではありません(笑)〕を読む時間は5分程度。新聞をバッと拡げて、瞬時に必要な記事を選び、そこだけにビームを当てて読む…といった感じです。ネットニュースと比べて、抜本的な情報の頭への入り方が異なりますし、同じニュースでも、新聞の方が脳への刺激や充実感が大きいような気がします。まあ、気のせいかもしれませんが…。

菅田将暉の父が熱く語ります!

先日の学習イベント「名門塾合同授業見学会」が佳境の頃、携帯に1通のメールが飛び込んできました。送信元は、私が開成教育セミナーを経営していた時期、「サクセスファイター」というテレビ番組(もちろんローカルです)でお世話になっていた〝菅生新(すごうあらた)〟というおじさん。「今度、僕の還暦祝いをやるので来ませんか? 息子もプライベートで呼ぶので」という内容です。

以前(5月号)の私のコラムをご覧の方なら、お気づきと存じますが、実はこの方こそ、今を時めく俳優〝菅田将暉のお父上〟なのです! 長年不義理をしていましたので、即参加を表明。でも、お忍びなので残念ながら将暉くんとの2ショットはNGとのこと…。

その折、とっさに「将暉くんをどうやって育ててきたかを、うちの保護者の皆様に語ってくれませんか?」と送信したら、あっさり「いいよ!」の返信。お父上も最近は超売れっ子で多忙の中、日程を確保いただきました。…というわけで、11月4日13時より8年ぶり(2011年/戦場ジャーナリスト 渡部陽一氏)に、菅生新氏を招いての教育講演会を開催いたします。菅田将暉のみならず、多くの若者を起業家として世に送り出した菅生さんの子育てトークの醍醐味をぜひご堪能ください。詳細は、9月下旬にご案内予定ですので、まずは日程の確保をお願いいたします。

特進館学院の防火対策

先月18日、京都伏見区で発生した「京都アニメーション」放火殺人事件では、日本アニメを通じて世界中の人々に夢を与える多数の若者が死傷するという、35名の尊い命を奪う凄惨な出来事となりました。犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りするとともに、負傷者の皆さまには、一日も早いご回復を願っております。

特進館学院では、このような惨事から子どもたちの命を守るため、業界最高水準の防火対策を講じております。ご家庭におかれましても、あらためてご確認をよろしくお願いいたします。

≪特進館学院の防火対策≫

  • ・平面避難を考慮し、1階部分1フロアーに校舎を設置
  • ・すべての室内に、火災報知器・スプリンクラーを設置 
  • ・すべての教室から、外部への避難ドアを設置
  • ・防煙のため、天井高を一般塾の約1.5倍(約4m)に設計 
  • ・校舎内に、全自動防火シャッターを設置 
  • ・間仕切り(ドアを含む)は金属製で、建材に不燃材を使用 
  • ・防災マニュアルを作成。避難誘導の周知を徹底 
  • ・消防署指導による防火訓練・消防検査を年数回実施 
  • ・他、塾生避難訓練も実施予定

自らの命を自らで守る行動に!

「直ちに自らの命を自らで守る行動に出てください」。たいへん重々しい言葉ですが、近年の豪雨報道などで、このような言い回しを、時折耳にするようになりました。あの甚大な被害をもたらした「西日本豪雨」から丸1年が過ぎましたが、私たちは大雨の恐さをどれくらい認識できているでしょうか?

大雨で、車が洪水で立ち往生しているシーンをニュースでよく見かけますよね。では、車は地面から何センチくらいまでの水深に耐えることができるのか?…ちょっと調べてみました。

洪水・津波などで浸水した際の、水面から地面までの深さのことを「浸水深」といい、浸水深が大きくなると、車の走行に支障を来たし、避難行動が困難になるそうです。

  • 10cmまで…走行に関し、問題はない。
  • 10cm以上…ブレーキ性能が低下する。
  • 30cm以上…エンジンが停止する。
  • 50cm以上…パワーウィンドウ・スライドドアも作動せず、車が浮いて流される。〔日本自動車連盟「JAF」HPのデータより引用〕

つまり、わずか10cmの水たまりでも危険であるということです。「備えあれば患いなし」。何事も命あっての物種です。日頃から、HPなどで「ハザードマップ」を確認、危険箇所を確認しておきましょう。

『一番』を目指して前進だ!

特進館学院は、開校して8年になりますが、全国でナンバー1の塾ではありません。兵庫県でもナンバー1ではなく、三田市ではどうかと言えば、まだまだ一番にはなっていないと思っています。でも、けやき台1丁目1番地では、正真正銘のナンバー1塾です。なぜなら、けやき台1丁目1番地には、他に塾がないので…。(笑)

誰かに、「市内で2番目においしいお店に行こう」と言われたら、ちょっと複雑ですよね…。だったら、「このあたりで一番おいしい店に行こう」と言い換えてもらいましょう。他にお店がなければ、間違いなく「一番」です。

勉強も一緒。学校やクラスで一番を取るのが無理なら、グループ内で一番を目指しましょう。それも厳しければ、「自分の中で一番」を狙ってください。いわゆる「自己ベスト」です。

あきらめは禁物。今年4月に最下位だったタイガースは、たった2か月でなんと2位(6/5時点)に。同じく5位だったカープは、今やダントツの1位です。決してあきらめなかったことで、どん底からはい上がることができたのです。挫折禁止。「できない」とか「ムリ」などのネガティブワードは、今日から口にしない。「できる」と自分に言い聞かせれば、おのずと道は開けます。さあ、一番を目指して前進だ!

合格実績を、ねつ造する塾【代表北村の教育ちょこっとコラム】

世の中で嫌いなもの。渋滞・ゴ■ブリ・パクチー…色々ありますが、一番嫌いなのが『嘘』。私たち塾業界の人間が、最も大切にしているものの一つに、「合格実績」があります。入試までの長い間、子どもたちと苦楽を一緒にしながら、生み出される汗と涙の結晶。それが合格実績です。この数字は、毎年増加させることに意義があります。だから、多くの塾は「教室数を増やして数字を稼ぐ」のですが、特進館学院は「1教室のみの実績」で、他塾と競い合って いるのはご存知の通りです。
ところが、この合格実績を何の罪悪感もなく、ねつ造・水増しする塾が、この地域にいくつもあるという実態を最近知って、やり場のない怒りに襲われています。そういう塾は、当然ながら合格者名の塾内掲示など行いません。その嘘を暴こうとしても、「個人情報保護のため…」などという都合の良い言い訳で、逃げられてしまいます。
でも、そのような塾の愚かな嘘を信じて、我が子を託してしまう親もいます。私たちがコツコツと一人ひとりのために地道に重ねていった努力も、こんな塾長たちに台無しにされてしまうようで、本当に悔しいです。みなさんにお願いです。アヤシイ塾を見かけたら、塾内の掲示があるかを探してみてください!

今となっては残念な話…【代表北村の教育ちょこっとコラム】

今から、十数年前の話。私が、特進館学院以前の開成教育セミナーという塾を経営していた頃に、「高校入試解答速報」や「天気予報」などの番組を提供しており、そのテレビ局の部長が、あるお願いに来られました。「売れない関西の若手グループをつかって、塾のバラエティー番組を作りたい」とのことで、私の塾にメインスポンサーになってほしいという内容。番組提供料は30万円で、決して高額ではなかったのですが、あまり気乗りせずに断った結果、その企画は消滅。ところが先日、テレビを観ていると何とそのグループが出ているではないですか!!
グループ名は、あの『関ジャニ∞』。今はもう、その100倍出しても来てくれないそうです…。
もう一つ。昔あるテレビに出演した時、その番組の「菅生新」という司会者に気に入られて、電話やメールで交流。途絶えて数年後に、その人とFacebookでつながり、その後、「息子が芸能界に入るので応援してほしい」とお願いされました。正直面倒に思い、何もせずそのまま放置。それから約3年後、その息子をテレビCMで発見。今を時めく『菅田将暉』です!
芸能人は、自分が売れない頃に助けてくれた人には一生恩義を尽くすと言い、その人には生涯その頃の金額でお仕事してくれるそうです。「悔しい~」。今となっては後の祭りの、とっても残念な話です…。