「子どもたちの将来が見える…?」【代表北村の教育ちょこっとコラム】

30 年以上子どもたちの指導にあたっていると、彼らの「将来がちらっと見えてしまう」ことがよくあります。 当学院の年間スケジュールで、『やる気UPセミナー(年 2 回程度実施)』という恒例行事があり、私はその中 でよく生徒たちに、「君たちは、将来どんな職業に就きたい?」という質問をします。 子どもたちの回答は、現実的なものから壮大(?)なものまで多種多様。しかし、 それらは大きく 3 つに分類されることがわかります。
一つ目は、『リーダー職』。総理大臣・社長・監督などの「指導者」になりたい というもの。二つ目は、『クリエーター職』。建築家・科学者・アニメーターなど の「ものを創る仕事」。最後に『オペレーター職』。事務職・整備士・ドライバー など、「指示に従って働く仕事」となります。
どれが良い悪いという区別はないのですが、それぞれの生徒によって、質問の言い方には共通点があります。 リーダー職の生徒は、「○○していいですか?」と決め打ち。クリエーター職の生徒は、「どちらがいいですか?」 と選択を求める型。オペレーター職の生徒は、「どうしたらいいですか?」と、私たちに答えを求める型です。 彼らの言葉で、「将来がちらっと見える」。何だかちょっとおもしろいと思いませんか?