第2回「三田祥雲館模試」実施のお知らせ

実施日:11月26日(日)

集 合:13:45

試験時間:14:00~16:10 検査Ⅰ・Ⅱ

16:20~17:00 数学解説(希望者のみ)

※数学の解説を希望されない方は、16:10で解散となります。

受験料:無料

受験対象:中学3年生(塾生および一般外部生)

持ち物:筆記用具・コンパス・直定規

結果返却:12月8日(金)以降に、特進館学院三田教室にて返却

申込方法:ページ右下「入塾面談・教室見学・24時間WEB予約」から上記日時を選択してお申込みください。

※合否判定のため、3年生1学期の9科目の通知簿データをご記入いただきます。

※申込締切:11月25日(土)

祥雲館模試案内

「AI」に仕事を奪われる?

前回に引き続き、「AI」のお話しです。最近我が家の近くで、自動運転実証実験の路線バスが毎日朝から夕方まで走っています。初めは、「大丈夫かよ?」と不安視しましたが、未だに事故等の情報は皆無。反対に、昨日今日と教室前の広い駐車場で、人が運転する車の事故が2件発生。もしや自動運転の方が人より安全? 最近の空港は、AI車イスが普通にあるし…。

海外で、自動運転車が一度でも事故をすると大きなニュースになります。しかしその間に世界中で、人の交通事故が何万件も起きていることもまた事実。エレベーターのように、車も自動が当たり前…なんて時代がやって来るのも、そう遠くないのかもしれません。

休日に家族で行ったバーミヤンで、大型のルンバみたいな「ネコ型配膳ロボ」が酸辣湯麺を運んできて少し驚きました。この外食チェーンは人手不足解消の切り札として、このネコ(1匹なんと400万円!)を3000台も購入。10年使うと400万円でも1か月3万円程度なので高くはないのだそうです。しかもこのネコ、超ゆっくりと料理を運んでくるのに皆さんイライラもせず、ニコニコ笑顔で待っている。もしもこれが人だったら、「早よ持って来んか!」と叫ぶのでは? こういう分野のAIは、数年後を考えると正直コワイ~かもです…。

★秋期休講期間のお知らせ★

11/29(日)~11/5(日)は秋期休講期間のため、完全休室となります。

この期間のお問合せ等につきましては、11/6(月)以降に順次対応させていただきますのでご了承ください。

AIに支配されず共存する

経営者が支配されがちな思想に、「数字至上主義」があります。「数字はウソをつかない」と信じ込んで売上・利益・評点だけを重視し、人の心や愛情・情熱などには一切興味を示さない経営のことです。確かに数字は大切ですが、数字に支配された結果、大手中古車販売会社B社や大手芸能事務所J社などの巨大企業が、愚かに一瞬で破綻したこともまた事実です。

日本語には「塩梅(あんばい)」という言葉があります。「数字と人心」、「デジタルとアナログ」、「AIと人間知能」、「リアルとリモート」など…。どちらか一方ではなく、各々を絶妙の塩梅で共存させる。これこそが、日本の匠の技「ハイブリッド」であり、今後人類が進めるべき最重要課題だと思います。先日ご紹介した、「東京五輪で日本人が調理した選手村料理が最高においしいのに、上海冬期五輪でAIが作った料理はおいしくない」という話しもしかり。

昨今何かと、生成AI・人工知能等を人類の脅威として扱う節がありますが、私はそんなに敵視しなくても、お互いの長所を活かし合えばよいのでは…と考えています。だから、AIのことを、「エーアイ」などと読まずに「アイ(愛)」と読んであげてもよいのじゃないかと…。「お前の考えは甘い!」って叱られそうですが。(汗)