「多店舗展開塾」の落とし穴

特進館学院が、意味なく校舎数を増やさない理由の一つに、「教務サービス低下の懸念」があります。『働き方改革』が叫ばれる昨今ですが、この引き金となったのが「膨大な残業の強制」による不幸な出来事の頻発にあったのではないかと思います。

多店舗展開塾の教師の仕事には、少なからず校舎間や本部などとの「移動」があります。加えて、拠点が多くなれば社内のコミュニケーションの希薄さを克服するための「会議」を頻繁に開催することになります。移動も会議も、それぞれ長い時間を要します。

塾の教師は、それらに加えて「授業」という最も重要なミッションがあります。つまり、「移動と会議と授業」で1日8時間をほぼ消化。休憩時間も取れずにパンを片手に大急ぎで車で校舎へ疾走…なんて始末に。以前の私がそうでした。(汗) その結果、授業の準備や教室運営・研修などの全体業務は当然長時間残業で…ということになります。塾業界には残業月100時間超のブラック塾が数多。そんな状況で、教師は心も体も疲弊し、生徒によい授業を行うことなど不可能です。特進館学院は、ご承知のように1校舎。意味のない会議や移動はなく、残業もほとんどありません。だから、私たちは健全な心身で『教務に打ち込む』ことができる。たったそれだけのことです。