都市交通の救世主

都市交通は、まちの中で人や物などを運ぶ交通のしくみのことです。電車・地下鉄などの鉄道、路面電車(トラム)、バスなど様々ありますが、その中でもみなさんよくご存知の「モノレール」についてお話ししたいと思います。その歴史は汽車より古く、今から約200年前の1824年に英国ロンドン埠頭に敷設したのが最初だそうです。

都市交通の拡充には多くの問題があります。交通渋滞・用地の確保難・多大な建設コスト・騒音や振動など、いくつもの障壁に阻まれて、建設を諦めるケースも多いと言います。ところがモノレールは、一度に運べる人数が少ない等の弱点もありますが、渋滞の影響を受けず、道路に柱を立てるので都市での敷設が容易で、さらに地下鉄のような掘削工事がないので、建設費も安価、騒音・振動や事故も少ない。未来的で格好いいモノレールは、まさに都市交通の救世主なのです。

得てして人は、壁にぶつかると「できない」と考え行動してしまうことが多いもの。しかし、最初から不可能だと思えば、決して可能性の道は開けません。困難に直面したときこそ「できる」と信じて、できない理由ではなく、「できる」道を探る姿勢を示すべきです。そのような積み重ねが、自らの自信と勇気を生み、「できる人」への成長へと、つながっていくのではないかと考えます。