中高生の学びは百まで

ヒトの脳細胞はおよそ140億個あって、その細胞は20歳を過ぎると毎日約10万個ずつ死滅していくけれど、すべてがなくなるまでには383年も掛かるので、自分の脳を今の3倍以上酷使しても全然問題なく、使えば使うほど脳は磨かれていく…ということを、ずっと前にここでお話ししましたが、今回は、『脳の成長』について述べたいと思います。

ヒトの脳の質量は、生まれてから12年で約1250g、20年で約1400g前後まで成長し、その後は増えません。つまり、生まれてから約12年でほぼ90%まで大きさが形成され、そこから8年ではわずか10%(150g)しか成長しないということであす。

脳の質量が90%まで成長する12年に、一人ひとりの「運動能力」はほぼ確定するそうです。「学習能力」は、その後も伸長しますが、15~16歳でピークを迎えます。

ですから、12~16歳の3,4年間に学んだ努力・刺激・学習習慣等は、その人の全生涯に影響を及ぼされます。それ以降は、同じ成果を出すのに何倍も時間が掛かります。「三つ子の魂百まで」改め、「中高生の学びは百まで」です。子どもたちの輝かしい未来のためには、今の努力がいちばん大事。今しっかりと特進館で学習習慣を身につけて、人生の〝Way to Victory(勝利への道)〟を確実に歩んでいってほしいと強く願っています。