ここ数年、不登校生が急増しています。高校生は全体の10%を超え、小中学生も既に全体の7%以上が不登校となり、この数は毎年2ケタ%増で推移しているのが現実。今やほとんどの学校内に不登校生専用の教室があるそうです。では、なぜこのような状況になってしまったのか?
その一番の原因に、「周囲の大人の心の豊かさの欠如」が挙げられます。現代人の最大の弱みはコミュニケーション不足(下手)です。ご近所付き合いはしない、気の合う人としか会食しない、恋愛も苦手…など、人と人との交流に消極的な人間が増えていることは確かです。そんな心貧しい大人たちに起因して、社会に適応できない子どもたちが生まれていくのではないでしょうか?
ある意味、人付き合いは煩わしくて面倒なものかもしれません。でも、そのことで新しい考えを学んで自ら成長し、豊かな心が育まれます。慣れない人との会食はしんどい(私は思いませんが)けれど、新たな発見を得られます。コミュニケーションを重視して、大人が変わらなければ、未来へ羽ばたく子どもたちを変えることはできないと感じています。
私たちは、不登校の子どもたちや大人たちの少しでも力となるため、まもなく2つの取組みを行います。まずは子どもたちのための…。どうかご期待ください!