丸くなるな、星になれ!

「丸くなるな、星になれ」は、某ビールメーカーCMのキャッチフレーズ。私の好きな言葉の一つです。これは「自分の優れた部分を伸ばして尖らせ、より鋭くせよ!」という意味で、現状に満足せずに常に成長し、個性や才能を磨け…というメッセージです。

私が一番キライなタイプは、ひと言「向上心のない人」。若いのに現状に満足してしまい、今以上にがんばろうとしない人。悲しいかな、そんな人って意外といますよね? そういう人に出会うとイライラしてしまいます。

子どもが家に帰って、家族に「塾の○○先生って、どんな先生?」と聞かれた時に、子どもが「うーん、普通の先生だよ」なんて返事が返ってくるような先生がもし自分だったら、私は一晩寝られないくらい落ち込みます。「普通」という評価は、言い換えると「ありきたりで魅力がない」という意味。「真面目」と言われるのも同様。だったら、「変な先生」とか言われた方がうれしいと考えるのは私だけでしょうか…。

塾の先生にとって、「個性(=キャラ)」はとっても重要な要素。ただ淡々と授業で学習内容を説明するだけの教師なら、特進館学院には要りません。自分にしかない、独特のキャラクターを持ち合わせた熱い教師こそが、子どもたちの夢をかなえられる「よい先生」だと考える今日この頃です。

選択肢を拡げすぎない…

情報があふれる現代。受験生にも多くの選択肢があります。しかし、選択肢が多ければ多いほど、逆に判断が鈍ることがあり、たくさんの選択肢に迷って結論を先伸ばしにするうちに貴重な時間を失いがちです。また、選択肢が多いことで、すべての選択肢に対する準備が中途半端となって、結果的に志望校対策が不十分になります。ですから受験生は、できるだけ選択肢を絞って深く掘り下げて学ぶことが重要で、これにより合格の可能性が高まります。

保護者の役割も重要です。あれこれと選択肢を拡げるのではなく、子どもの特性や希望を踏まえた、現実的な選択肢に絞った支援が必要で、「拡げること」ではなく、「決めること」に重きを置くことこそが、成功への近道となります。また、選択肢が多すぎると精神的な負担が増えて、自己評価の低下につながる可能性もあります。サポートは必要ですが、親は流れに逆らわず本人の選択を尊重する姿勢が大切です。

結論として、受験生は選択肢を適度に制限することでストレスを軽減し、より充実した学びを得られます。また、親はこのプロセスを支え、子どもが自信を持って自らの道を選べるような環境を整えることが重要です。選択肢を拡げすぎずに受験生をサポートする。これが、これからの成功への道標となるでしょう。

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