『がくりょく』をつける【代表北村の教育ちょこっとコラム】

お子様の『がくりょく』をつけてください!…「塾が何を今さら」と思われるかも? 申し上げたいのは『学力』でなく『顎力』、つまり「アゴの力」です。
「最近の子どもは頑張りがきかない」とよく言われますが、「頑張れない」、つまり歯を食いしばって我慢できず、すぐに諦めてしまう。この原因は、ハンバーグなどの柔らかい食べ物ばかり好むのでアゴの力が発達しないこと。だから、勉強も頑張れない。
歯医者さんの話ですので、間違いないと思います。ぜひ一度、ご家庭で話し合ってみてください。
たとえば、学校などでマスコミを騒がせたワードを時代別に並べてみますと、『落ちこぼれ』、『校内暴力』、『不登校』、『いじめ』、『キレる』、『恐喝』、そして最近では『殺傷事件』など、どんどんエスカレートしています。これらの社会問題は子どもたちの『顎力』、つまり『我慢力』の欠乏に負うものではないでしょうか?
子どもたちの体格は、昔よりも明らかに良いのに、『顎力』が低下している。大きな問題だと思います。スパゲティもいいけれど、たまには、かためのお食事?…もご検討されてみてはいかがでしょうか?