塾の先生に必要な〝3本の矢〟【代表北村の教育ちょこっとコラム】

塾を選ぶ時に、最も重要視するのは〝先生〟であることは言うまでもありません。では、その先生のよし悪しは何で決まると思いますか?…この質問に、ほとんどの人は「授業」と答えるのではないでしょうか? しかし、授業だけで「よい先生」と決めつけるのは、実は重大な誤りなのです。
「授業がわかりやすい」ことはとても大事ですが、私たちはプロなのですから当然のこと。もう一つの大切なことは、「いかに生徒の心を理解し、ケアーできるか」という力です。先生が授業だけを磨いても、生徒の成績は絶対に上がりません。授業以外の時間に生徒一人ひとりに温かく接して、やる気を育むことができるか否か。これができてこそよい先生であり、そんな先生に恵まれた塾でなければ、志望校への夢は決して叶いません。
自分の結婚式に招待する先生を、「授業がうまいから」という理由では選びません。招待したい理由は、「先生に心を支えられた」、「先生に強く励まされた」、「先生が好きだから」など…。これ、本音ですよね!
塾の先生に必要な〝3本の矢〟とは、「授業」と「心のケアー」と「情報力」。この〝3本の矢〟を、授業だけに偏らせることなく、生徒たちを「行きたい学校」へ導くために、塾の先生は日々努力を続けていくことが使命だと考えています。