「ありがとう」と「ごめんなさい」【代表北村の教育ちょこっとコラム】

  特進館学院を創設して早6年半。この間、既に1000名以上の生徒たちと接し、教育道一筋に進んできました。
教育の「教」。子どもたちに「教える」ことについては、何千何万もの手法を駆使して全身全霊を尽くし、全国のどの塾にも負けないという自負があります。しかし、教育の「育」、つまり子どもたちを「育てる」という点についてはまだまだ不十分で、さらに努力が必要と考えています。
子どもたちの「人間力」をしっかりと育てる教育。私の考える「人間力」とは、「優しくて思いやりがあることと、強く生き抜く力を併せ持った力」のこと。つまりは、「ものごとを冷静かつ的確に分析し、正しく判断できる〝意思決定能力〟」。そして、「様々な人と、円滑にコミュニケーションを行い、人を動かせる〝コンピテンシー能力〟」。それから、「自分の思いや考えをわかりやすく、他の人に伝達することのできる〝プレゼンテーション能力〟」。さらには、「過去の学習経験から未来を先読みして、計画的に行動することのできる〝段取り能力〟」。加えて、〝語学力(おもに英語力)とICTスキル〟です。
その、人間力を培うための原点は、「大きな声であいさつができる」、「人に〝ありがとう〟と〝ごめんなさい〟がちゃんと言える」などの人格教育や意識教育・躾教育。教育の「教」と「育」がそろって、初めて私たちは、子どもたちが幸せな人生を歩むためのお手伝いができると信じています。